知育教材を選ぶポイント
知育教材を選ぶ際に陥りがちなのが、親が子供のために良いと考え、独断で購入してしまうことです。子供の意見を反映させずに購入した知育教材の場合、子供が興味を示さずに使用するのを嫌がるというケースも珍しくありません。親は子供のことを考えて選んだつもりでも、子供にとってその教材が魅力的に感じられなければ、せっかくの教材も知育に役立てることができないでしょう。
そこで、知育教材を選ぶ際は、子供の視点に立って考えてみましょう。どのような種類の教材であれば興味を惹かれるのか、使っていて楽しく、満足感を得ることができるのか、何度でも使いたいと思えるものであるのかという点について考えることが大切です。
できれば子供と一緒に選ぶことが望ましいのですが、知育教材を単品で購入していると、どうしても学習効果が偏りがちになってしまいます。バランス良く脳や五感に刺激を与えることが知育においては重要となりますから、そういった場合には、学習効果のバランスが考慮されたセット知育教材の使用も考えてみましょう。
また、自分で単品の知育教材を揃えたいというのであれば、セットに組み込まれている教材の種類を参考にするという手もあります。セット知育教材は年齢による発達の度合いを考慮して教材を揃えていますから、低年齢の子供であれば絵本の読み聞かせから始め、その後でブロックや音楽、DVD、パズルなど種類を増やしていきましょう。
また、知育教材を選ぶ際には、子供が興味を持って継続的に使用できるというだけでなく、親も一緒になって取り組めるものを選ぶことが大切です。遊びを通じて親子の関係を深めることも知育の重要な一面だと覚えておきましょう。
