知育玩具の流行と変遷

知育玩具の流行と変遷

最近では、幼少期に親が知育玩具を買い与えることが当たり前のようになっていますが、最初の流行は意外にも古く、1950年ごろだと言われています。これは現在でもポピュラーな知育玩具として知られているレゴ・ブロックの原型が完成した時期にあたるためだと考えられるでしょう。

 

レゴ・ブロックの基になったのは積み木だとされていますが、原型である積み木も幼児の発達に役立つものだと言われており、現在でも発達の程度を測る際に幼児に積み木をさせるという方法が取られています。また、レゴ・ブロックは積み木よりもしっかりとした組み合わせを可能とする自己結合機能を備えているため、創意工夫や模倣、認識能力の強化に役立つとされているようです。

 

また、日本における知育玩具の概念が広く一般に知られることとなったのは、1970年代の教育ブームが切っ掛けだったと言われています。当時の知育玩具は、親が子供に玩具による遊びを通じて教育を施せるというコンセプトの下に製造されたものが多かったようです。

 

しかし、中には高い学習効果を狙うあまり、肝心の幼児の興味を惹けずに失敗に終わった知育玩具も少なくありませんでした。現在でも幼児を対象とした知育玩具は数多く発売されていますが、当時の失敗例も含めてこの頃に発売された知育玩具が市場の発展のきっかけとなったのは間違いないでしょう。

 

最近では、最新技術を導入した知育玩具も続々と登場し、子供の働きかけに対し反応する機能を持った知育玩具も人気を集めています。しかし、知育玩具はあくまでも子供のためのものですから、流行に乗せられたり子供に押し付けたりせず、良質なものを選ぶよう心がけることが大切です。

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